| 項目 | 意味 | 影響する用途 |
|---|---|---|
| 下り(ダウンロード) | データを受け取る速さ(Mbps:1秒あたりのメガビット) | 動画視聴、ダウンロード、ページの表示、アップデート |
| 上り(アップロード) | データを送る速さ | ビデオ会議、ファイル送信、クラウドバックアップ、ライブ配信 |
| Ping(遅延) | データが往復するのにかかる時間(ミリ秒) | オンラインゲーム、ビデオ通話、全体的な反応の速さ |
単位に注意しましょう。回線の速度はメガビット毎秒(Mbps)で表されますが、ダウンロードソフトはメガバイト毎秒(MB/s)で表示することがよくあります。1バイトは8ビットなので、400Mbpsの回線でも、ダウンロード速度は最大で約50MB/sです。
Volt は、研究者によって設立され、Google などが支援するオープンな測定基盤 M-Lab(Measurement Lab)を利用しています。テストを始めると、Volt は M-Lab に最寄りのサーバーを問い合わせ、ndt7 プロトコルで測定します。
M-Lab のサーバーは10Gbpsで接続され、世界中に配置されているため、非常に高速な光回線でもサーバー側が測定の上限になることはありません。WebSocket を遮断する社内ファイアウォールの中などで M-Lab に接続できない場合、Volt はおおよその数値を出すのではなく、エラーメッセージを表示します。
| 用途 | 下りの目安 | 上りの目安 | Ping の目安 |
|---|---|---|---|
| Webサイト閲覧、メール | 5Mbps | 1Mbps | 100ms未満 |
| HD動画の視聴 | 1画面あたり5〜10Mbps | — | — |
| 4K動画の視聴 | 1画面あたり25Mbps | — | — |
| HDのビデオ会議 | 5Mbps | 3Mbps | 80ms未満 |
| 対戦型オンラインゲーム | 25Mbps | 5Mbps | 40ms未満 |
| 大容量ファイルを扱うテレワーク | 100Mbps | 50Mbps | — |
家族で使う場合は、同時に使う分を合計しましょう。4Kの画面2台、ビデオ会議1件、バックグラウンドでのダウンロードで、すでに60Mbpsを超えます。ゲームやビデオ会議では、速度より Ping のほうが大事です。遅延80msの1Gbps光回線より、遅延15msの50Mbps回線のほうが、ゲームは快適です。
広告の速度は「ベストエフォート」の理論上の最大値で、事業者の設備にできるだけ近い場所での値です。差が出る主な理由は次のとおりです。
有線で、時間帯を変えても契約より明らかに遅い状態が続く場合は、日時とともに結果を記録し、プロバイダーや回線事業者に相談しましょう。「IPv6(IPoE)接続」に切り替えるだけで、夜間の速度が改善することもあります。
スマートフォンの回線では、電波状況、使われている周波数帯、同じ基地局につながっている人数によって速度が大きく変わります。屋内では屋外の2分の1〜10分の1になることもあります。また、テストはデータ通信量を使う点にも注意してください。高速な5Gでは、1回のテストで数百MBを消費することがあります。
Wi-Fi、ほかの接続機器、時間帯、パソコンの性能などが結果に影響します。有線LANで接続し、ほかのアプリを閉じて、時間帯を変えて何度か測ってください。
はい。10Gbpsで接続された、世界中に配置された M-Lab のサーバーで測定し、最寄りのサーバーを自動で選びます。端末やケーブルが対応していれば、1Gbpsや10Gbpsの回線も正しく測れます。
Volt はエラーメッセージを表示します。これは意図的な仕様です。小さなサーバー1台で測るテストは、そのサーバーの性能しか測れません。間違った数値を出すより、測れなかったことを正直に伝えます。ファイアウォールが WebSocket を遮断している場合は、別のネットワークから試してください。
テストでやりとりするのはランダムなバイトだけで、あなたのファイルや内容は送られません。M-Lab は測定結果(速度、遅延、IPアドレス)を記録し、研究用のオープンデータとして公開します。Volt 自体は結果を保存しません。
回線速度によって変わり、全速力で約20秒間通信します。100Mbpsの回線なら約150〜250MBが目安です。データ容量に上限のあるスマートフォンのプランではご注意ください。