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ファイルのダウンロードにかかる時間は?

2026年9月23日更新

映画、ゲーム、バックアップ。回線速度が分かれば、転送にかかる時間を前もって見積もれます。計算式、すぐ使える早見表、計算を狂わせる落とし穴をまとめました。

計算式

回線速度は毎秒メガビット、ファイルの大きさはメガバイトで表します。1バイトは8ビットなので、次のようになります。

時間(秒)= サイズ(MB)× 8 ÷ 速度(Mbps)

例:4GB、つまり4,000MBの映画を100Mbpsの回線で落とす場合、4,000 × 8 ÷ 100 = 320秒で、5分強です。

理論上の所要時間

ファイルサイズ10Mbps50Mbps100Mbps300Mbps1Gbps
写真5MB4秒1秒未満1秒未満一瞬一瞬
MP3の曲8MB6秒1秒1秒未満一瞬一瞬
スマホアプリ200MB2分40秒32秒16秒5秒2秒
HD映画4GB53分11分5分20秒1分47秒32秒
最近のゲーム100GB22時間4時間27分2時間13分44分13分

いずれも速度が一定の場合の理論値です。実際には10〜20%ほど長めに見てください。

アップロードはずっと遅いことが多い

ファイルを送るときに効くのは上り速度で、ケーブル回線や電話線では下りよりかなり低いのが普通です。1GBを送る場合:

上り速度所要時間
1Mbps(ADSL)2時間13分
5Mbps27分
20Mbps6分40秒
100Mbps1分20秒
500Mbps(光回線)16秒

ADSLでは、ダウンロードは速く感じても、クラウドへのバックアップや動画の送信に一晩かかることがあるのはこのためです。

計算より遅くなる理由

  1. 相手側のサーバーが速度を制限していることがよくあります。サイトやゲームストアは、回線の速さに関係なく、1回のダウンロードに上限を設けている場合があります。
  2. Wi-Fiは実効速度を下げます。ルーターから離れるほど顕著です。
  3. ほかの機器と回線を分け合っています。ダウンロード中に動画を見ると、両方が遅くなります。
  4. 機器の記憶装置:古いハードディスクや遅いメモリーカードは、数百Mbpsを超えるとボトルネックになります。
  5. 通信のオーバーヘッド:帯域の一部は、データではなく通信手順そのものに使われます。

GBとGiB:もう一つの落とし穴

メーカーは1GB=1,000MBで数えますが、一部のOSは実際にはギビバイト(1GiB=1,024MiB)で表示します。パソコンで100「GB」と表示されるファイルは、10進法では107GBになることがあります。差は約7%で、2倍遅いダウンロードの説明にはなりませんが、非常に大きなファイルでは無視できません。

自分の回線速度で見積もる

まず、できれば有線で実際の速度を測ります。次に、損失を見込んでその値の80%を使い、計算式に当てはめます。大きなダウンロードは夜間や、ほかに誰も回線を使っていないときに始めましょう。プランを変えるよりも効果が大きいことがよくあります。

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よくある質問

100Mbpsなのに、ダウンロードが12MB/sと表示されるのはなぜ?

100Mbpsは約12.5MB/sにあたるからです。1バイトは8ビットです。ダウンロードは最大の速度で進んでいます。

100GBのゲームのダウンロードにどれくらいかかりますか?

理論上、1Gbpsで約13分、300Mbpsで44分、100Mbpsで2時間強、10Mbpsで約22時間です。ただし、ゲームストア側が速度を制限することがあります。

ファイルの送信に時間がかかるのはなぜ?

送信には上り速度が使われ、ADSL、VDSL、ケーブル回線では下りの5分の1から20分の1程度しかないことが多いからです。住戸まで光の回線なら、上りもずっと速いのが一般的です。

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