速度テスト ガイド

動画配信とビデオ会議に本当に必要な速度

2026年9月23日更新

実際には100分の1で足りる用途のために、1Gbpsの契約が売られています。サービス別の実際の必要量と、家庭全体の見積もり方をまとめました。

動画配信

画質1本あたりの推奨速度
低画質(480p)1.5〜3Mbps
HD(720p)3〜5Mbps
フルHD(1080p)5〜8Mbps
4K / Ultra HD15〜25Mbps

これらは主要な動画配信サービスが公表している一般的な推奨値に沿った数字です。サービスや圧縮技術によって変わり、圧縮技術は年々向上しています。

重要な点として、動画はあらかじめ先読みして蓄えられます。そのため、高くて不安定な速度より、控えめでも安定した速度のほうが快適です。

ビデオ会議

用途下り上り
1対1の通話、標準画質1〜2Mbps1〜2Mbps
高画質の通話2.5〜4Mbps2.5〜4Mbps
グループ会議4〜8Mbps3〜4Mbps
高画質の画面共有3〜5Mbps3〜5Mbps

ビデオ会議で制約になるのは上りです。自分の映像を送るからです。ADSLや多くのケーブル回線の弱点はここにあります。遅延ジッターも速度と同じくらい重要で、会話が自然に続くかどうかを左右します。

そのほかの用途

用途必要量
高音質の音楽配信1Mbps未満
ロスレス音源1.5〜2Mbps
ウェブ閲覧、SNS2〜5Mbps
クラウドゲーム(1080p)15〜25Mbps、低遅延
クラウドゲーム(4K)35Mbps以上
回線事業者のテレビサービス画質により5〜25Mbps
常時アップロードする防犯カメラ1台あたり上り1〜4Mbps

家庭全体の必要量を計算する

同時に使う分を足し合わせ、予告なく始まる更新やバックアップのために30%ほど余裕を加えます。

平日の夜、4人家族の例:

合計38Mbps、余裕を含めて約50Mbpsです。100Mbpsや300Mbpsの契約で十分に足ります。ギガビットが効くのは大きなファイルの転送だけです。

速度は十分なのに動画が止まる理由

  1. Wi-Fiであって回線ではない。有線で測れば切り分けられます。
  2. 上りの飽和:クラウドバックアップが動いていると、ほかの通信の遅延が跳ね上がります。
  3. サービス側の混雑:話題の作品の配信開始直後などです。
  4. 機器:古いテレビやセットトップボックスは4Kに追いつけないことがあります。
  5. 自動画質調整:再生開始から画質が上がるまで数秒かかります。

押さえておきたいこと

100〜300Mbpsを超えると、速度を上げても日常の快適さはほとんど変わりません。違いが出るのは安定性遅延上り速度です。追加料金を払う前に、この3つを測ってください。

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よくある質問

4Kを見るには光回線が必要ですか?

いいえ。安定して約25Mbpsあれば4Kの1本は再生できます。良好なVDSLやケーブル回線でも届きます。光が効くのは主に、複数人が同時に視聴する場合です。

速度は十分なのにビデオ会議が悪いのはなぜ?

ビデオ会議は下りではなく、上り・遅延・その安定性に左右されるからです。上りを測り、裏でファイル送信が動いていないか確認してください。

100Mbps契約で4Kは何本まで?

理論上は3〜4本で、ほかの用途の余裕も残せます。実際には回線より先にWi-Fiが限界になることがほとんどです。

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